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執筆者の写真haruto-maeda

釧路の旅 長倉商店塾 訪問

 8月9日、この日は13:55発ピーチMM-127便で釧路へ向かう予定でしたが、関西地方に台風が接近し、写真家の新田さんと私は関西空港ひとつ手前のりんくうタウン駅で足止めを食らっていました。2時間後にようやく関西空港行きの電車が動き出し、なんとか間に合い釧路へ飛ぶことができました。

 釧路駅のバス停では写真家の長倉さんが出迎えにきてくれており、ホテルロイヤルインにチェックイン後タクシーで炉ばた・浜番屋へ向かいました。

 長倉さんと新田さんの3人で会うのは南アフリカでの取材以来、実に27年ぶりになります。とてもなつかしい再会でした。

 長倉さんお薦めの炉端屋ではすでに席が用意されており、さっそく3人で乾杯となりました。イカ、ししゃも、牡蠣、じゃがいも、つぶ貝、クジラの刺身、花咲ガニ。どれも美味しく感激の晩餐でした。

 翌日は長倉さんの実家・長倉商店塾を訪ねたのですが、あいにくの暴風雨!横殴りの風が強くて傘は役に立たず、ずぶ濡れになってしまいました。気温も急激に低下しなんと14度前後。さっそくストーブが焚かれ、長倉さんが用意してくれた服に着替えたのですが、8月の夏にパッチをはいてストーブにあたる様子は、なんとも滑稽な気分でした。

 1日中激しく降り続いた雨のおかげで、逆に家の中でのんびりくつろぐことができました。長倉商店塾内を案内していただき、長倉さんの煎れてくれたコーヒーをいただきながら昔話や近状について談笑していると、あっという間に楽しい時間は過ぎていきました。

 翌日は雨も上がりレンタカーで阿寒湖にあるアイヌコタンを訪れアイヌ文化に触れました。ちょうどその日は「ラストカムイ」というアイヌの踊りを鑑賞することができ、30分という短い時間でしたがいろいろと感じるものがありました。

 アイヌの踊りはさまざまな自然現象を表現しているそうで、昔から自然と共に共存してきたアイヌや世界各地の少数民族の文化はすばらしく、文明が発達してきた現代社会は自然とかけ離れ、実はどんどんと後退してきたのではないだろうか、という思いになりました。

 最後の日は朝食を軽くすませ、釧路市内にある生涯学習センターに常設されている長倉さんの巨大な写真パネルを見学しました。ここ以外にも図書館、文化センター、北海道新聞のロビーにも長倉さんが寄贈された巨大な写真が常設されています。

 その後、和商市場の隣の市場内にある長倉さん一推しの『らーめん工房・魚一(うおっち)』で牡蠣ラーメン大盛り、細麺、あっさり、醤油味をいただきました。本命のおすすめは魚醤味ですが、醤油味も美味しく汁も残さず完食でした。釧路へいったら絶対に食べてください。遅くなると売り切れてしまうので、私たちは12時前に並びました。このためにホテルの豪華?なバイキングの朝食を軽くすませたのです。

 あっという間に3泊4日、釧路の旅が終わってしまいました!


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